半導体 2019 9 29
書名 アメリカが韓国経済をぶっ壊す
著者 朝倉 慶 ビジネス社
最近、アメリカが、
中国のファーウェイなどのIT企業を脅威に感じているのは、
誰でも知っているでしょう。
しかし、中国のIT企業には、弱点があります。
中国は、高度な半導体を作れないことです。
そこで、韓国が中国へ半導体を供給しています。
だから、アメリカとしては韓国に、
「中国とは縁を切れ」と迫っているかもしれません。
しかし、韓国は、いつも煮え切らない態度です。
そこで、アメリカは頭にきて、どうするか。
日本が韓国に対して、
半導体生産の重要素材の輸出管理を厳格化したのは、
ちょうど、そういう時期です。
いずれにせよ、中国としては、
韓国から半導体が来なくなれば打撃を受けるでしょう。
もちろん、用心深い中国は、
自力で半導体生産を考えているでしょう。
そうなると、中国からは、やがて韓国不要論が出るでしょう。
半導体生産は、アメリカ→日本→韓国と移ってきました。
しかし、安全保障にかかわる問題となってきましたので、
半導体生産は、アメリカ系企業に戻ることになるでしょう。